来年(2020年)の東京オリンピックでは韓国の参加、不参加問題や日本に対するオリンピックに関しても嫌がらせが懸念されます。
戦後最悪と言われる日韓関係では、韓国国内では相変わらず日本製品の不買運動も継続されているようですし、観光業や韓国の日本向けの海外旅行者も激減しているとされています。
最近の報道によれば日本の観光庁が発表した数値によると、韓国人の日本への旅行者は最近の数値の推移を見ると50%近くも減少したとされ、人員にすると前年の同じ月をとで比べると30万人ほど減少したとしています。
此れは日韓関係の悪化で韓国の航空便の日本への運行が減少したのが主な原因とされているようです。
これに対して政府筋でも最近では韓国以外の航空機の乗り入れを検討し始め、特に今まで日本への旅行や航空機の就航の要望の強かった東南アジア方面やアフリカの諸国へ門戸を開こう施策に乗り出しているとも言われています。
さて、このような複雑な日韓関係において、筆者がチョット懸念しているのは来年に行われる東京オリンピックのことなのです。
韓国自体が東京オリンピックに参加するのか、しないのかははチョット脇においておいて、オリンピック期間中の選手や役員の食事や食料に福島で発生した原発事故による放射能汚染がないかどうか、厳重に調べてほしいとか、又、パラリンピックのメダルの模様が朝日のマークの旭日旗に似ているから取りやめるようにと、国際オリンピック委員会(IOC)に申し入れたと言われています。
韓国政府、又、韓国国民は日本の朝日のマークの旭日旗又は軍艦旗は、日本の戦中の象徴された韓国への侵略した旗ということで忌み嫌っているらしいのです。
ところが、このパラリンピックのメダルの模様は扇、扇子の模様を表したもので、旭日旗とは全く無縁のものであるとして、日本政府、及び日本オリンピック委員会(JOC)は全く問題にしなかったし、取り合わなかったとも言われています。
しかし、韓国側としては日本側の正論は全く受け付けず、「旭日旗」というのは日本の象徴の旗で、当時の日本の軍国主義的な象徴的なものとして韓国人民の気持ちを傷つける戦犯の旗でもあるとして、韓国や国民を見下した差別的であって掲げてはならないという主張なのです。 此れは韓国国内ではスポーツからゲーム、その他の朝日のマークの付いた旭日旗をイメージするものに抗議し、更には削除させたりしている事例もあるのです。
特に一昨年の2018年において文大統領が就任して政権を担ってからは、韓国政府が観艦式において日本の軍艦に対して軍旗を降ろすように要求するという、再び異例の事態が発生したのです。 しかし、日本政府、特に自民党の佐藤正久議員である髭;ヒゲの隊長も、過去にも有った事例ではあるが、「何を今更、言いがかりを」と怒りのコメントしているのです。
このように日韓関係は次年に迫った東京オリンピックにまで波及しているのですが、今後日韓関係はどのような方向へ向かうのか、東京オリンピックは韓国は参加するのか、はたまたしないのか、又、今後も韓国が日本へ、そして東京オリンピックという世界のスポーツの祭典に関して、更に言いがかりを、いちゃもん、をつけてくるのか気にかかるところではあります。