「毎日とても忙しくて、私には時間がありません!」
そんな人が世の中にどれくらいいるだろう。
1つのプロジェクトが終わったと思いきや、休む間もなく次のタスクに打ち込み、
人々は常にフルスロットルで前進しています。
みんな、今日まで沢山働いてきました…お疲れ様です。
ボク自身、on・off関係なしに、
いつも走り回っていて、更なる成長を遂げようと毎日研究に明け暮れていました。
家族や恋人、友人と過ごす時間なんて知らん顔して、
自分の為に自分が向上することだけに注目してきました。
ですが、ボクはそれほど幸せではありませんでした。
実のところ、ボクは惨めでした。
そんな中、ボクはとある事情で、とある田舎町に引っ越すことになりました。
その町の住民は平均年齢が50歳ほどで、頻繁に誰かのお葬式が行われていました。
スーパーへ買い物に行っても、自分と同年齢の若い人間に会うことは少なく、
周囲には、歩くのも辛そうなお年寄りたちばかりでした。
みんな昔はピチピチの若造だったのに、長く生きれば、みんな同じ所にたどり着く。
お金を沢山稼いでも、名声を浴びても、地位を獲得しても、
時間だけは誰にもコントロールできないんだと。
ハッと気づかされました。
ボクの魂は、もっと癒されるべきだと。
自分の仕事をもっと有意義なものにし、
リラックスして楽しい時間を過ごすための時間を、もっと確保したいと思うようになりました。
そのためには、これ以上無意味にさまようのは辞めて、
もっと自由になる時間が必要でした。
ボクはこの事を、ゆっくりと理解し始めました。
笑うこと、冒険をすること、遊ぶこと、
誰かを愛することがボクの魂を癒す最善の答えだということを。
そんなボクが最初にしたことは、仕事を早く切り上げることでした。
以前は、作業時間は1日12時間でも足りたいと思って、
とりつかれた様にPCの画面から離れませんでした。
しかし、今こうしている間にも、
ボクたちは死へと一歩ずつ近づいています。
もっと大事で愛おしくて、感動できる毎日を送らなければ、
この魂に申し訳ない。
ノーベル賞をとっても、教科書に載るような偉大な人間になっても、
いつか地球や太陽の寿命が訪れたら、残る物は何もないんだから…
人間はもっと、今という時間を大事にしなきゃいけません。
そんなボクを、みんなは「怠け者」「現実逃避クン」と呼ぶかもしれません。
だけどボクは何を言われても気にしません。
仕事時間を減らすことは、同時に生産性をも減らしますが、
なんとか最低限の収益だけは確保するようにしました。
人生は短すぎて忙しすぎて怖い…
そんな不安と戦うあなたへ、恐怖を克服する3つのポイントを紹介します。
1日で最も多くの時間を費やしている物事は何であるか、
そしてその重要性を知って下さい。
生活の為のお金が必要だから、何時間も働いているかもしれません。
しかし、お金自体が、あなたの望まないライフスタイルを構築している可能性も考えて下さい。
バイトにしても何にしても、お金を稼ぐということは大変なエネルギーを使います。
楽して稼げる話なんてありません。
たとえ悪いことをしてお金を稼ごうとしても、その引き換えに失うものはあります。
「長時間は働きたくないけど、お金が必要、だから働く。」
このように、多くの人がブレーキとアクセルを同時に踏んで生きています。
なぜ毎月数十万円もお金が必要なのですか?
週休3日制を導入する企業も増えてきています、正社員にこだわる時代でもなくなってきています。
有意義な働き方を得る選択肢は未知数です。
もっと自分自身に関心を持って調べてください。
これは自己発見であり、自罰ではないので、ためらう必要はありません。
具体的な夢を見始めてください、どのように見えますか?
自分にとって最も素晴らしいことは何ですか?
長時間労働はあなたを幸せにしますか。
あなたの夢が本当に叶うように、取るべき行動を実行してく下さい。
ボクが以前海外を旅していたころ、
とある島で出会った70歳すぎのオジサンには大きな夢がありました。
「いつかプライベートクルーザーでアジアを周遊するんだ!俺はアジアが大好きだからな♪」
目を輝かして、ボクに話してくれました。
理想を現実にする為に、なにができるかを考え出してください。
今月から、月の残業を10時間へらして、早く家族に会うことはできますか?
休日は仕事と距離を置いて、大切な人との時間を作れますか?
毎日は贈り物です、ボクたちの生活をより意味あるものにすべく、
瞬間瞬間を味わって消化させましょう。
いま生きている時間を、どのように過ごしたいのか、
理解できない人も多くいるでしょう。
でも心配しないで、あなたには選択の余地があります。
不要な物や仕事や概念を捨てましょう。
まずはこの1ヶ月を振り返って下さい、
そして本当に必要だったこと、必要ないこと、1つずつ数えてみてください。