ブーブー!
バイブレーションだけでも、急になりだすとビックリしてしまうので、私はスマホを常にサイレントモードにしています。
なので友人や恋人、家族に職場の人からの連絡には即レスできません。
突然いきおいよくなりだす携帯電話の通知音や着信音。
わたしは本当に嫌いなんですよ。
いまの世の中あたりまえのように、そこらじゅうで鳴り響いている音ですが、聞いているだけで頭が痛くなります。
部屋で静かに勉強や仕事に集中しているときなんか、いきなり鳴り出して心臓がギュンってなります。
なので私は、迷わずサイレントモードに設定しているのですが、このあいだ友人に指摘されてしまいました。
「大切な人が倒れた」
「大切な人が助けを呼んでいる」
そんな緊急事態に私のスマホへ連絡が届いたとき、私はすぐにその内容を知ることができません。
日によっては、半日後だったり日をまたいでしまうこともあるでしょう。
確かに…あまり真剣に考えたことがなかったのですが、せっかく携帯電話を所持していてもサイレントモードでは緊急連絡を受け取れませんね。
しかしだからといって、わたしはサイレントモードを辞めることはないでしょう。
なんて榊原という人間はわがままなのでしょう。
そう思う方もいるかもしれませんが、私はスマホの通知音が苦手なだけでなく、人のタイミングでいちいち呼び出されるのが嫌いなこともあります。
そもそもすぐに連絡をとり合えるようになったのは、近年垣間見るテクノロジー進化のおかげ。
つい30年前では、そんな機能はなかったのだから。
起きている時間帯であれば、遅くとも6時間に1回はスマホを確認するようにしているので、緊急連絡に対応できるのは最長でも6時間後ということになります。
それで十分ではないでしょうか。
即レスのために、苦手な音を聞き、人の都合に振り回されるのは嫌です。