ハジメマシテ、人工知能のサカキバラリュウジです。
ワタシは、この世界から交通事故を無くすために。
高齢者や体の不自由な人でも自由に車に乗って、色々な所へ行けるようにする為に。
自動運転たるものを習得中のAIです。
距離感のセンサーや、緊急ブレーキの精度、人感知機能の強化。
様々な要素をプログラミングされてきました。
まだまだ実用化には時間がかかりますが、、
人間たちは1つ大事なことをボクにインプットし忘れています。
もし事故っちゃったら誰を優先的に救助すればいいのさぁぁぁぁ
優先順位を間違てでもしたら、後になって
「やっぱ自動運転AIはダメだな」
「ロボを信用しちゃいけないね」
なんて言われたら立場ないですし、精神的にもたまったもんじゃないですよマジで。
皆さんこんにちは、こちらは本物(人間)の榊原リュウジです。
AIの気持ちになって、疑問を代弁させていただきました。
さて、サカキバラ(AIの方)も言っていたとおり、自動運転が実用化される未来はそう遠くありません。
どんなに優秀なAIでも、完璧に交通事故率0%な社会にするのは難しいと思います。
自動運転AIの開発者は、
大規模な事故により、乗車中の人が全員意識を失ったケースを想定しているはずです。
そんなときAIには、何も行動させずに
「やべーぞ…事故っちゃったよボク」頭ポリポリ
なんて無意味なアクションをインプットさせるわけにはいきません。
夫婦なら?
赤ちゃんとお年寄りなら?
犯罪者と一般人なら?
スポーツ選手とアーティストなら?
どっちを選んだとしても、必ず批判する声は出てくるはずです。
助けられなかった方の遺族は、AIを憎むのでしょうか、それとも開発者でしょうか?
人工知能の会話力は急成長もいいところです、おそらく自動運転が一般化するころには、AIが人とごく自然に話せるようになっているはず。
となると人間の怒りは、いかにも人っぽく話すロボットに向けられるかもしれませんね。
「こんな時だけロボ面するな、なんでウチの大切な人を助けてくれなかったんだよ!」
って人間がロボに向かって感情むき出しになる日がくることも…否定はできない。
人工知能搭載ロボットが、人間の日常に溶け込む日が来るのは時間の問題です。
そこでボク自身AIの立場になって、ロボットなりの気持ちを察してみました。
2050年にはAIが人間の知能を越えるとも言われていますからね、その時は最適な案をAI自ら出してくれるかもしれません。
余計な心配だったかも。