なぜ電車で電話(通話)したらダメなの?NGな理由5つを紹介




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ボク

電車で電話はダメ!

これは一般常識です。

でもよく考えてみたら、なんで会話はよくて電話はいけないのでしょうか。

ここでは、本当の理由を紹介します。

JRのアナウンスでは、通話は禁止されていない

まずJRさんが電話を禁止している理由について確認しましょう。

以下はJR北海道の公式のアナウンスです。

 

携帯電話の話し声のほか、着信音及びボタンを押す際の電子音は周りのお客様のご迷惑となりますのでマナーモードに設定いただき、通話はご遠慮ください。
また、優先席付近では混雑時には電源をお切りください。
引用:よくあるご質問 – 駅・列車のご利用マナーについて

 

話し声が迷惑である

というのが理由に該当しそうです。

しかし、ご遠慮くださいとあるので、電車内で電話すること自体は禁止されていません。

JR東日本の公式のアナウンスも同様の内容でした。

 

電車で電話(通話)したらダメ理由5つ

公式の情報を見ても、しっくりくる理由は明記されていませんでした。

ということで、ここからは本当の理由を私なりに解説したいと思います。

 

①声がデカくなりがち

声が迷惑なのは理解できます。

なら小声で電話すればOKなはずです。

とはいえ電話をしていると、相手も自分も声が聞き取りにくいことがあります。

気をつけていても無意識に声が大きくなってしまう可能性が大きいということです。

※電話は小声でお願いします

と注意しても、やはり大きくなってしまう人がいるので、いっそのことご遠慮くださいという結果になったのでしょう。

 

②優先席付近に近づく可能性

混雑時の優先席付近では、電源を切るのがマナーですし、鉄道会社もやや強めにお願いしています。

しかし電話をしていると急に電源を切ることができないので、混んでいるときなどは優先席付近にそのまま近づくことも予想可能です。

声が迷惑なだけでなく、ペースメーカーを持つ人への悪影響にも繋がってしまうため、車内での電話はNGだと言えます。

 

③声ではなく音(騒音)

電話の声は周囲から聞くと、どんな会話をしているかほとんどわかりません。

そのため、人の声ではなく不快な音として捉えられることもあります。

小声であっても不快な印象はなくならず、他の乗客は近くでよくわからない音がしている状況になるです。

 

④日本人の人に厳しい国民性

電車での電話をよくないと思っているのは日本人の他にはほとんどいません。

これは日本人が他人に期待しすぎる傾向にあるからです。

誰かが車内で電話をしていると「それ今じゃなくてよくない?」「電車降りて話せばよくない?」などと不快に感じる人が少なくありません。

「急ぎなんだな」「どうしても今話したいことがあるんやな」といった人を許す心があれば、特に車内での電話は大きな問題ではないです。

 

⑤苦情が多すぎる

ここまで挙げた理由から、多くの乗客が駅に苦情を入れていることが予想できます。

鉄道会社としても、あまりにも多い苦情件数を考慮して、車内での電話を控えるようにアナウンスしているのかもしれません。

 

まとめ

電車内で電話するのは禁止ではないが、マナーとして控えるべきというのがJRなどの鉄道会社の公式情報です。

実際にNGとされている理由は、会話と違い電話における声は不快に感じるケースが多いため。

ただし、私個人の見解では小声で話そうと努力している人に関しては、許してあげてもいいのでは?と感じています。



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