子供の頃、死に対する恐怖心が巨大に膨れ上がり抑えきれなくなった時がありました。
もしかしたらボクは数年後病気になって死ぬかも、災害に巻き込まれるかも、通り魔に襲われるかも。
恐ろしいほどリアルに想像してしまい、悲しくて、毎日恐怖や不安に支配されていました。
いくどの時間を怖がることに消耗していたので、
もうこれ以上人生を恐怖に奪われたくないと感じました。
そもそも人間はストレスに対して、
などの対応をするようにプログラミングされています。
ボクはどの対応も努力してやってきたつもりですが、
一向に恐怖・不安は消えませんでした。
ある時気づきました、
本当にしなければならなかったのは、恐れに身を傾け受け入れることでした。
「もう何も怖がってはいけない!」
そう自分をコントロールすることは、ボクにとってそれこそが恐怖でした。
しかし、恐怖や不安に対して逃げることも戦うことも放置することもしない、
ただ目の前の現実を受け入れることを実践しました。
恐怖を認めること、これは大きな第一歩です。
恐れを自分自身から切り離して区分化すると、
自分が恐れていることが何であるかを見つけ出せます。
それは他人を失望させること?拒絶?失敗?他に何?
逃げるのをやめて、勇気を持って恐れに立ち向かう時が来ました。
逃げることは、心を鈍くすることで、一時的に不安を和らげるだけです。
不安に立ち向かうまで、恐怖は、おそらく別の形で戻ってくるでしょう。
あなたにとって不安となっているのはどこですか。
胸の中? お腹? それとも喉?
それを十分に体験してください。
ボクにとって、運動は常に大きなストレス解消方法でした。
ランニングであろうとヨガであろうとその中間のものであろうと、
運動はエンドルフィンと呼ばれる化学物質を放出することによって心を落ち着かせます。
恐怖と不安は、自信のなさから生じます。
自己信頼を築く最も効果的な方法の1つは、少し前進することです。
それが怖いことですが、快適ゾーンから出ると、
今まで恐れていたことの大部分が自分の作り出した想像だったことに気づくでしょう。
物事は前向きに考えて、自分自身を信頼しましょう。