ときに恋人の存在は、友人や家族の存在を大きく越えて、さまざまな影響をもたらすことになります。
あなたの友人で、彼氏ができて徐々に性格が変わっていってしまった人はいないだろうか?
もう元には戻れないのか、勝手に変わってしまった友人なんて、もう縁切りすべきだろうか。
まずはじめにお伝えしなければならないのは、全ての人が、恋人ができたことによって変わってしまうわけではないということ。
彼の影響を受けやすく、性格や考え方、趣味まで変わって(彼色に染まる)しまいやすい人は次の3つの傾向があります。
自己肯定感が低いので、新しくできた交際相手を尊敬の目で見ています。
尊敬すること自体は素晴らしいことなのですが、自信のなさが目立つゆえに過剰に彼氏のことを肯定してしまうのです。
次第に彼氏と長く過ごし彼氏の考え方を真似ることで、自分の自信のなさという欠点が気にならなくなっていきます。
すっかり彼氏の考え方にハマってしまった友達は、傍から見れば別人のように見えてしまうのです。
意志の弱い女性ほど、恋人の影響をうけやすいと言われています。
押しに負けて付き合ってしまったり、交際するはじめの段階では自分は浮気相手だったり、とにかく自分で相手を決めることができない女性は恋人の言いなりになりがち。
押されて付き合った割には、交際を開始すると彼女の方が彼氏にベタ惚れ。
なんでも彼氏に決めてもらう癖がついているので、付き合いが長くなればなるほど、彼氏色に染まってしまいます。
愛されたい願望が強い女性は、彼氏に尽くすのはもちろん、彼氏を肯定し続け嫌われないように努めなくてはなりません。
この場合、相手の性格が悪かった場合が危険です。
例えば、恋人の性格が言葉遣いは乱暴で、なんでも金で解決するような人だとしたら、もれなくその影響を受けるでしょう。
変貌しやすい女性の3つポイントを挙げましたが、最後に全体的に共通するポイントを紹介します。
「あんなに仲良かった子が、彼氏ができた途端どうして別人のように変わってしまったのか?」
それは、そこ子がもともと素直で心優しい性格であればあるほど、変貌してしまう可能性が高くあります。
思い当たるふしはありませんか。
変わってしまった人は、変わる前は凄い良い人だった。
パートナーとなった人の気持ちを素直に受け止めて、尽してあげようとする思いから、時間と共に彼氏と似たような考えを持つようになるのは心やさしい女性でないと出来ません。
もともと意地悪な人なら、新しくできた恋人によって自身の性格が変わるようなことはまずないでしょう。
変わってしまった友人の背中を見つめる中、「もう昔のようには戻れないのか」と思うのがいち友人の気持ちでしょう。
その答えは、完全に戻る可能性は極めて低いでしょう。
彼と交際ストップすれば、多少は本来の自分らしさに戻るかもしれませんが、新しい世界を知った人(友人)の脳からは元カレの存在が少なからず残ります。
人を見下すことのなかった友達が恋人の影響で言葉遣いが悪くなった場合、仮にその彼氏と別れたとしても、一度人を見下すクセがついてしまったら簡単には治せません。
治ったとしても、過去に人を馬鹿にするような発言や行動をした事実は消せません。
しかし、もとに戻ることは無理ですが、本人が過去を認めて新しい道を歩むことは可能です。
何年後かして、「そういえば○○、一時期恋人の影響で別人のように変わったことあったよねw」なんて昔話をできる関係になればベストですね。
恋人の影響で性格が変わってしまいやすい女性は、自信や決断力が乏しく愛情に飢えており、何より心優しい性格の持ち主であるケースが多いでしょう。
変わってしまった友達の関係を元通りにすることはまず不可能ですが、互いがすべてを受け入れ新しい関係をつくることは出来るでしょう。