疲れたなぁ。
でも働かなきゃ!
何がどう疲れたかって?
う~む、なんとも言えない、精神的疲れでしょうか。
やることが多すぎて、処理が追い付かなくて、やる気が出なくなってしまった。
このような症状を「エギレ」と呼ぶ人がいますが、本当は違います。
学生時代は「学校行きたくない病」と呼んでいましたが、社会で働くようになってからは、
この病「仕事行きたくない病」に変わりました。
そして、フリ―ランスになって働いている現在は、
「休みたい病」と呼ぶようになりました。
何をしても集中力が弱く、目もしょぼしょぼ、考え事をするだけで頭痛がする。
顔も2~3才老けたようにすら感じる。
これが精神的に追い込まれた時の症状「休みたい病」でございます。
あなたは、この病にかかっていませんか?
この厄介な病気を治せるのは、もちろん本人が自分をいたわってあげて、休ませることが大事ですが。
周囲の人の協力次第では、さらに回復が早まります。
問題解決とは直接的な関係がないにしても、
心の中のモヤモヤを吐きだすことは、本人とっては楽になれる時間です。
あなたは、精神的に疲れている人の話を、ただただ聞くだけで十分な人助けができます。
会話の合間には、相手の心境に共感してあげましょう。
なんでもかんでも共感するのは、返って不信感を抱かれる可能性もあるので、
「そうゆうこともあるよね。」と優しく程よく共感しましょう。
精神的に疲れている人の長所を、できるだけ多く伝えます。
人は誰だって、いいもの持ってます。
病んでいる人は、超主観モードです。
客観的に自分を見ることができません。
だから、周囲の人が言葉を口に出して、相手のイイところを教えてあげて下さい。
精神的に病むということは、自信が全く持てていない状況です、自信を取り戻すお手伝いをするのです。
変な意味じゃありませんよ。
長所を褒められるだけでも、人は少し楽になれますが、
それよりも、もっともっと人が人を元気づける魔法の言葉があります。
それは好意を示すことです。
誰だって認められたいし、人気者でありたいと思っています。
他人からの好意は、生きる上でもっとも幸福な贈り物です。
「○○の○○な所が好きやっちゃ!」
と言ってみましょう。
好きという言葉を言われると、たんに嬉しいだけじゃなく、
様々な心理的欲求が満たされるきっかけとなります。
精神的に疲れた人がいたら、まずは黙って話を聞いてあげましょう。
そして落ち着いた時に、投げかける最高の褒め言葉は「好き」に限ります。