飛行機も新幹線もバスもタクシーも大丈夫!
ボクがパニック障害に陥ってしまうのは、満員電車に乗った時です。
息は苦しい、電車が止まった時には…
もうパニックで、ただただ怖いです。
そもそもパニック障害とは、どんな症状なのでしょうか。
今のところ日本では、100人に1人が発症するとも言われており、他人事ではないのです。
突然のアクシデントに、得体のしれない説明の出来ない恐怖心に襲われてしまいます。
そうなると、呼吸は荒くなって、
目の前はカーテンでも閉められたように真っ暗になって意識を失うこともありえます。
そのパニック障害ですが、ボクは何故か満員電車に乗車したときだけ発病します。
閉鎖された空間で、すぐ目の前10㎝365度には、知らない人の顔がドン!
いつかは下車することが分かっているから、普段は平常心を保って乗ることが出来ますが、
たまにありますよね?停車信号が点灯しているため一時停車。。
ほとんどの人は、すぐに動き出すと思っているから平気なんでしょうが、
ボクたちのように、繊細で心配性な人間は、
「このまま数時間いや半日以上この空間に閉じ込められるじゃないか?」
このように恐怖を想像して作り上げて、自分自身でパニック状態に迷い込んでしまいます。
飛行機とかの方が、落ちたら死ぬし、より恐怖心が高まりそうだけど、
どうしてか電車だけなのは、やはりあの狭さに問題があるんだと思います。
パニック障害になってしまうのは、自分では自覚はないけれど、閉所恐怖症が関係しているのかもしれない。
電車のトイレとかも怖いですよね。
もし何らかのエラーで、扉(電気式)が空かなくなったら?考えただけでも動悸がします。
線路の真ん中で止まってしまった電車を、
ちょっと客観的に見てみると、ますます恐怖は強くなります。
ギュウギュウに人が押し込まれた箱が、道の真ん中で、詳しい理由は告げられずに止まり続けているんですから。
逆に平然としていられる人の方が、疑う気持ちが足りないんじゃないか?とも感じます。
もし電車が止まったまま、トイレ我慢できなくて漏らしてしまったら。
もしこのまま息ができなくて、失神してしまったら。
やはり電車は怖い、パニックにならないのは無理ですね。
「電車に乗ると酸欠になる!」
このように訴える人が多くいますが、実際には科学的に電車内で酸欠になるとこは証明されていません。
ではなぜ息苦しくなるのか?
外気との酸素濃度の差は若干ですが、外の方が濃いです。
しかし、ほとんどの人は気づかないレベル。
先ほども説明しましたが、パニック障害になりやすい人は、繊細で敏感です。
実際は、そこまで酸素の量は不足していないのに、そのわずかな誤差を感じ取ってしまうのです。
さらには、頭の中で勝手に
「満員電車内は酸素が薄い」と思いこませてしまい、ますます酸欠になりやすくなってしまいます。
満員電車に乗れない!という方は、本当に冗談抜きで、このまま乗り続けるのは危険だと思います。
ボクは厳しい環境の東京にはあっておらず、地方都市(宮崎市)に逃げるように移住(Iターン)しました。
なので現在は満員電車とは無縁の生活を送っています。
視野が狭くなってはダメ、
嫌悪感を日々抱きながら、自分を騙し騙し無理に仕事するのも精神に良くありません。
混雑を避けて、朝早くに出勤や通学をしたり、在宅でできる仕事や、家から車で通える職に転職するのも考えた方が良いでしょう。
電車に乗れない人は珍しくありません。
ボクもそうですから。
無理に自分に合っていないフィールドで頑張る必要は、今どき間違っています。
電車に乗れないのなら、乗らなくて済む選択を考えて実行してください。
車内でのパニック障害は本当に怖いです。
もしあなたがボクと同じように、パ二くりやすい体質の人なら、これ以上無理なさらないで下さい。
ストレスのため込み過ぎで、精神疾患になったら手遅れです。
そうならないうちに、満員電車に乗らない方法を考えて見つけ出して下さい。