あなたの周りでは、カップル誕生や結婚といったハッピーニュース以外に、浮気や離婚など悲しいニュースも多く飛び交っていませんか?
だれもが美しい愛の形を求めて、日々活動しているのに、どうしてうまくいかないのでしょうか。
また、上手くいっている良い夫婦は何も意識しているのでしょうか。
交際を開始したときや入籍したとき、幸せの絶頂を知っておきながらも、わたしたち人間はやがて他の異性のことを考えてしまいます。
日本の離婚率は約35%ほど、3組に1組は離婚しています。
このようなデータがあるのにも関わらず、人々は今日もどこかで結婚式を挙げているでしょう。
なんでなの?
その答えはシンプルすぎます。
この世には約35億の異性が存在するからです。
美男美女じゃなくても特に恋活をしていなくても、何十年も生きていれば素敵な人とマッチング(出会って意気投合する)してしまう可能性は否定できないでしょう。
性別に関係なく人を愛せる人なら70億人もの相手が恋愛対象になります。
結婚しても異性との出会いが無くなることは絶対にありえないから、いくつになっても永遠に恋愛はできる環境下にいるから、気づけば浮気へと繋がってしまうのです。
恋愛系の小説や漫画、ドラマや映画などを見ていると、真実の愛や純愛などと言った言葉を信じたいと思うようになります。
わたし自身もそうで、恋愛系の物語を読むと非常にロマンティックな感情があふれだします。
いま交際している彼女は、運命の人でありこれからも仲良く生きて、老人になっても一緒にいたいと思います。
しかーーーーーーし
そんな意識がある私でさえも、絶対に浮気しないと神に誓うことはできません。
この先の人生で、どんな人間関係が広がるか、どんなハプニングが待ち構えているかなんて知りません。
60歳になったとき、恋ときめく女性と出会ってしまうかもしれません。
だって世界には35億人もの女性がいるのだから、私が絶対に浮気をしないなんて保証はできません。
口ではなんとでも言えますが、全てはそのときになってみないと分からないのが、人々の本音ではないでしょうか。
現に日本の離婚率は35%ですし、わたしの周りでも多くの既婚者が独身に戻っています。
とはいえです。
おじいちゃんおばあちゃんカップルで、めちゃラブラブな夫婦だって沢山いますし、実際みたことも沢山あります。
50回目の結婚記念日を祝福する老夫婦なんて、人生の半分以上を愛するパートナーと一緒に生きてきたんだから、感動ものです。
第三者からすれば、
といった一見過ぎる感想しか述べられないでしょう。
しかし、50年や60年といった長き結婚生活の中には、破局のピンチがゼロだったわけありません。
長き年月を越えてまで愛し合う姿だけ見れば、「本物の愛」という綺麗な言葉でまとめることができますが、そこまでの道のりは愛だけで語れるはずありません。
永遠の愛を語れるようになるには、
など、泥臭く努力し続ける必要があるんです。
現実は映画のようにすべてが美しくまとまることはなく、陰でひたすら誘惑と戦い、尚且つパートナーを思いやったり理解する努力が重要になります。
婚活ブームで結婚できない人が増えてきてる近年とはいえ、結婚するハードルよりも長く1人の人を愛することの方が、何倍もハードルが高いということを覚えておきましょう。
純愛、真実の愛、永遠の愛という美しい言葉を語るには、何年も長い年月をひたすらに努力・我慢の連続を乗り越える必要があります。
綺麗な愛の裏側は、泥臭く頑張る人の姿があるものだと、わたしは思います。