「普通」が口癖な人は自己中心的で人生を不幸にしている件




記者・榊原
榊原

「普通〇〇は✖︎✖︎だよね」こんな言葉が口癖になってはいませんか?

発言しなくても、心の中で思ってはいませんか?

普通という概念があなたの人生を不幸にしてしまう。衝撃の事実をお話ししたいと思います。

普通に囚われると人生不幸に

誰しも、「〇〇の一般的基準は✖︎✖︎くらいだろう」といったザックリとしたモノサシを持っているだろう。

私自身もそうでした。

「普通なら、これくらいのタスクは○○の人なら出来るけど、○○の人は出来ないだろう」という判断をしながら生きていました。

しかしこのような普通という概念が、生きていく上でほとんど意味を持たないことに気づいてしまったのです。

 

他人のことは1%も分からない

友達、恋人、夫婦、兄弟姉妹に親子供、あなたは身近にいる人のことをどれだけ理解していると思いますか?

たまに、

「私が産んだ息子のことなら、赤子のころから見ているから何でも知っている。」

「毎日一緒に過ごして、同棲までしている彼女のことなら僕が1番の理解者だと思う。」

このように自負する方がいますが、実際に相手の考えや能力は全体の1%も分かっていないでしょう。

仮に、24時間未着して過ごしたとしても、超能力でもないかぎり相手のことは分からないことだらけです。

 

よくある事例では、自分が育てた可愛い息子が成人して、結婚相手を連れてきたとき。

多くの母親は「息子のことだから、きっと素晴らしい相手を見つけたはず。」と自信や希望をもって待っているでしょう。

しかし大概のケースでは、嫁姑トラブルへ発展します。

「息子は女を見る目があるはず」と理解していた母親ですが、現実を知って撃沈することが多々あります。

(うちの息子ならもっと普通の子を紹介してくると思ったのに)とガッカリする。

 

他には、

 

引っ越しの手伝いで若い男を雇ったが、軽いテーブルも持てない事実を知って驚く現場監督。

(普通20代の男なら持てるだろ)とキレる。

 

大盛と頼んだのに、出てきた料理では満足できないくらいのボリュームだったこと。

(普通大盛って言ったらもっと盛るだろ)と不満をもらす。

 

逆に普通盛りを頼んだのに、食べきれないくらいの量がでてきたこと。

(この量はどう考えても普通じゃない)と飽きれる。

 

全ては普通という概念が邪魔をしているだけなんです。

 

普通という言葉を使うのではなく、「30kg~40kgの家具を運ぶことが出来るか」「大盛は米○○gです」「普通盛は麺○○gです」とお願いしたり表記したりして、数字で情報を表せばトラブルは減るでしょう。

 

普通の中身は年齢性別によって大きく変わる

また、普通のやっかいな点は、年齢や性別によって大きく変動するところです。

普通すなわち価値観にも値する言葉は、とうぜん10代男性と50代女性とでは異なってあたりまえ。

他には年収の違いや育ちの違い、住んでいる地域の違いなどによっても、さらに大きく変化します。

関西に住んでいるシニアの人が東京のうどんを食べた時、「こんなのうどんじゃない!普通汁は透明やろ」と怒ることがありますが、これも普通という価値観に翻弄されているからなんですね。

しかし同じ関西に住んでいる人でも、リテラシーが高い若い世代の人間なら「東京のうどんは鰹節ダシが基本で、もともと蕎麦に合わせたダシ作りが基盤だったので、味が濃くなり見た目も違うもんだ。」というルーツを理解しているので普通なんて言葉を使いません。

 

まとめ~普通の乱用は消耗する~

自分の中にある普通が崩壊されたとき、人々は「怒ったり」「愕然としたり」「驚いたり」してイチイチエネルギーを消耗してしまいます。

ときに口論になったり、お堅い頭のせいで損をしたりすることもあるでしょう。

「普通○○は××だよね」というフレーズが口癖の方は、今すぐ普通から卒業しましょう。



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