2023年6月25日
贈り物は受け取るよりも、与えることの方が、幸福度が増します。
人間の驚くべき傾向は、すぐに慣れてしまう能力です。
ギフトをもらい受ける側というのは、
もらい続けてしまえば、すぐに幸福を感じなくなります。
しかし贈る方は、毎回新鮮な気持ちを維持することが可能です。
では、贈ることが自分への贈り物(幸福)になるのはなぜでしょうか。
それは、人は人に何かを受け取るということは、
自己価値を高めないからです。
逆に与えるという行為は、帰属意識を高めて、
自分の存在が社会と繋がっていると感じられるようになります。
この記事を読んで下さっている皆さんに伝えたいことは、
貰うことに適応しない(慣れないで)で下さい。
例えば、食事の支度をしてくれる「奥さん」もしくは「旦那さん」に、
最初の頃は感謝の気持ちでいっぱいだったかもしれません。
しかし10日、1ヶ月、3ヶ月も経てば、
やってもらうことが普通になってしまう人が大半です。
これは人類の長引く問題点であり、不幸な人の特徴です。
感謝の気持ちは、
つながりや帰属の気持ちを高めます。
そして今度は、自分が与えたい!
という欲求が芽生えてくるはずです。
今度、誰かに何かを与える機会があるときは、
それを自分への贈り物として考えてください。