ボクは希望が残されていない時に、何を感じるかと言うと、
自分には「価値がない」このように思うことがあります。
そうなると、人生の残りの部分と真剣に向き合えなくなります。
この記事を読んでいるアナタも、ボクと同じ境遇に立たされていると思うと、胸が苦しくなります。
過去や未来、誰かや何か、今の気分を変えることは無理だと思っていませんか?
少しだけ立ち止まって考えてみてください。
アナタの存在意義は、主観的に見てどのように感じますか?
気づいてほしいのは、この世界にはアナタがいなかった時があったことです。
人生はいつも変化しています、今ある世界にはアナタが含まれています。
生きていれば、自分には価値がない・生きる資格がない、そう思うこともあるでしょう。
反対に、幸福感に満たされた瞬間もあったはず。
人々は、解決策が見つからない問題の解決策として、自らの命を絶とうとします。
しかし、ああだこうだ言ったところで、
問題を知っているのも解決できるのも、今そこに存在するアナタだけになります。
終末期の人を除いて、
感情的な問題や耐え難い生活環境のために、自分自身をこの世から消すことを検討している人がいても、ほとんどの人が常にネガティブな感情を抱き続けているわけではないはずです。
自分自身と人生について大いなる感情を感じるか、死ぬかのどちらかを選択すると、おそらく前者を選ぶだろうと言っても間違いないでしょう。
ボクたちは皆幸せになりたいと思っています、再び幸せを感じられる希望を失わないかぎり。
何年も感情的な問題に苦しんできた人々のために、あらゆるタイプの治療が求められ作られてきましたが、希望を失ってしまった人には効果がありません。
ボクは、人々が生きるために必要なもの(肉体的健康、生活費用、食糧、暖、光など)に共通のテーマがあると信じています。
人にはパートナー、家族、友人がいるかもしれませんが、
希望を失った人の心は一人ぼっちです。
ボクたちの周りに人がいても、その人たちと常につながっているわけではありません。
それでは、この謎めいたつながりは何でしょうか?
自分は他人に本当はどのように見えているのか分からない、悪いものすべて見られているかもしれない、それにも関わらず受け入れられ愛されている。
愛を感じたいというボクたちの願望は強いですが、かなり深い無意識中にあると思います。
もちろん、ボクたちのほとんどは、他人に愛されたいアピールを表現することは恥ずかしく思っています。
そして、その恥の中に、人の心の一部は隠されてしまうのです。
たとえ誰が誰と付き合っていても、
「本物」の相手は見えません。
血の繋がっている母親でさえ、何を思い何を目的に考えて生きているか、理解するには超能力でもなければ無理でしょう。
だからボクたちは他の誰とも結びついてなどなく、本当は孤立しています。
人間にとっての繋がりとは、単に物理的な接触のことだと思います。
「人間同士の繋がり」というのもは、そもそも得体の知れない実態のないものです。
孤独じゃない人など、この世にはいません。
今日の日本では、人々はより孤立しています。
家庭から遠ざけて、たった1人で、目の前のPC1台だけで人生を歩むことが簡単です。
人々はもはやお互いに頼ることはないく、ボクたちはとことん独立してしまっている。
分からないことが人に聞く→分からないことはググる。
インターネットのおかげで、人生はだいぶ楽になったし人の知識向上も激しく伸びました。
代わりに失ったものは、人同士のコミュニケーションです。
人付き合いが苦手なボクですが、人々が生きる為に欠かせないものは、
コミュニティです。
人々はコミュニティのサポート体制なしでは孤独に押しつぶされてしまいます。
これは、近くに家族がおらず1人暮らしの人に特に当てはまります。
ボクたちはこの支援を必死に必要としています。
倒れてしまう人は、できる人の助けをもらうべきです、これは恥ずかしいことではありません。
そうすることで、私たちは笑いを持つことができ、一緒に行動し物事について話し合うことができます。
時にグループの一部に馴染めない場合もありますが、人間関係トラブルだけは、世界にあるすべての治療法や薬物療法は機能しません。
大きなコミュニティである必要はありませんが、複数の人が相互に作用しあうことで、
個人で生きるよりも遥か強力なチカラに守られます。
朝ベッドから起き上がるには理由が必要です。
生きるためにお金を稼ぎ、友人を援助し、何かに挑戦し、困っている人を助けたり、家族の世話をすることでしょう。
理由はたくさんありますが、すべて必要です。
ボクにはたくさんの理由があります。
もしアナタが、ベッドから起き上がる理由を1つでも持っていたならば、自殺願望を真に感じている可能性は非常に小さいでしょう。
たとえあなたの人生に大きな問題があったとしたら、
この3つのことを思い出してみて下さい。
問題は、アナタ自身がある程度の努力をすると信じているかどうかです。
自殺をするのは簡単に見えるかもしれない。
しかし、ボクたちが本当に欲しいのは、幸せ、愛情を感じることです。
そして、死はそれらを達成するための選択肢ではありません。