【簡単】自作NFTアートを出品して販売するまでの流れを紹介




榊原リュウジの画像
ボク

NFTをはじめたいけど、お金をかけるのは怖い。そんな人には無料ではじめられる自作NFTアートの出品がおすすめです。売買は知識が必要ですしリスクも伴います。しかしクリエイターならお金がなくなる心配なく始められるので、イラストが得意な人はトライしてみる価値ありです。

音楽や映像などさまざまなコンテンツを出品出来ますが、今回は初心者でも挑戦しやすい絵を例に、自作のNFTアートを出品するまでの流れを紹介いたします。

自分の使いやすいツールで絵を描いてみよう

アートを作るさい、使うツールはなんでも構いません。ほとんどの経験者はPhotoshopやillustratorなどを利用していますが、はじめのうちはスマホやタブレットお絵描きアプリでも大丈夫です。PCにはじめからインストールされているペイントでもOK。

PCやスマホで絵を描くのが難しい場合は、紙に書いたものをスマホで撮影する・スキャナーで読み込んで画像化するといった方法でもNFT化可能です。そのため、マーケットには子供がスケッチブックにクレヨンで描いた絵が出品されていることもしばしば見かけます。

ファイルの種類とサイズを整える

完成した作品はJPG、PNG、GIF、SVGのいずれかにしてください。また最大サイズは100MBまで。作品を公開するOpenSeaというマーケットが上記の形式のみ対応しているためです。ちなみに動画や音声を公開する場合は、MP4、WEBM、MP3、WAV、OGG、GLB、GLTFに限定されます。

メタマスクとOpenSeaに登録

作品が用意できたら、実際にマーケットに登録していきましょう。まずはメタマスクというWeb上に仮想通貨を保管するお財布を作ります。PC・スマホどちらでも作成可能なのでお好きな方をチョイスしてください。

メタマスクを作成したらOpenSeaという世界最大級のNFTマーケットに登録します。わずか数クリックでメタマスクと連携が簡単にできるので、登録に時間はかかりません。詳しいメタマスク・OpenSeaの詳しい登録方法はこちら(※別記事「NFTの始め方!~」をリンクする)の記事でも解説しています。

OpenSea上で作品を公開する

自作アートを公開・販売するには次に解説する2ステップを参考にしてみてください。

ステップ①作品をNFT化する

OpenSeaのトップページ上部にある「作成」をクリックします。はじめに画像を添付する欄が表れるので、自作アートを貼り付けます。次に作品名を入力。任意でリンクをつけたり説明文を入力したりできます。

最後にブロックチェーンを指定。イーサリアムが主流なので変更せずそのままでOKです。これで作品をNFT化することに成功しました。このままでは販売できないので、次に販売の設定に入ります。

ステップ②NFT化した作品を販売する

NFT化した作品をクリック→編集と進んでください。「sail」もしくは「販売」というボタンをクリック。すると価格設定画面に遷移します。販売方法を「オークション」「固定価格」の2択から選びます。固定価格は自分で決めた金額で販売すること。オークションは時間を指定し入札を待ち、最も高額の入札者に売れる方式です。

固定価格を選択した場合は価格を設定するだけ。オークションを選択した場合は開始価格を設定するだけで完了です。最後に連携中のメタマスクから承諾を求められるので、承諾をクリックしてすべての手続きが終了します。

クリエイター手数料を設定しよう

販売した作品は、初回だけでなく転売されるごとに作成者に手数料が入るのがNFTの特徴です。せっかくなので手数料も設定しておきましょう。まずプロフィール画面から「作成済み」というボタンをクリックします。すると自身のコレクションページへのリンクが出るので、そちらをクリック。

メニューから編集画面を開き「Creator fees」を任意の数値に変更します。デフォルトでは0%になっているので、これを最大10%まであげることが可能です。仮に10%にした場合は、日本円で10,000円の物が売買されるたびに、作成者に1,000円送られます。

まとめ

以前は出品だけでも手数料が発生する仕様でしたので参入ハードルが高めでした。しかし現在は一切お金をかけることなくNFTアーティストになれます。イラストや写真は初心者でも挑戦しやすい分野なので、ぜひこの機会に自身の作品をNFTマーケットで販売してみてはいかがでしょうか。



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