メタクエスト3とは？特徴・2との違い・遊べるゲームなどを解説

メタクエスト3は、Meta社が開発中の最新世代のVR・MRヘッドセットです。VRとMRの両方が1つのデバイスで体験できるという画期的な製品です。価格は128GBモデルで74,800円、2023年秋の発売予定とされています。

メタクエスト3の特徴

 最も解像度の高いディスプレイとパンケーキレンズを採用

パンケーキレンズとは、薄くて軽いレンズのことで、デバイスの小型化・軽量化に繋がります。

次世代チップセット

Qualcomm Technologies社と共同で開発した次世代Snapdragonチップセットを初めて搭載。このチップセットは、前世代のGPUに比べて2倍以上のグラフィックス性能を実現します。

より馴染むヘッドセット

ヘッドセット部分が40%スリムな光学設計になり、より快適に装着できます。

現実世界をカラーで

2つの4メガピクセルのRGBカラーカメラと深度センサーを搭載しカラーパススルーを実現。現実の景色をフルカラーで見られるだけでなく、現実とバーチャルが合成したようなコンテンツを楽しめます。

より簡素化された形状のTouch Plusコントローラーを採用

TruTouchハプティクスという技術で、リアルな感覚を味わえます。また、ダイレクトタッチという機能で、コントローラーがなくてもハンドトラッキングで操作できます。

Quest 2との互換性

500以上のVRゲームやアプリからなるMeta Quest 2のコンテンツカタログと後方互換性があります。また、PCと有線・無線で接続することも可能です。

Quest 2との違いとは？

ディスプレイとレンズ

メタクエスト3は、最も解像度の高いディスプレイとパンケーキレンズを採用しています。パンケーキレンズは、薄くて軽いレンズで、デバイスの小型化・軽量化に繋がります。Meta Quest 2は、フレネルレンズという厚いレンズを使っています。解像度に関しては、メタクエスト3の具体的な数字は発表されていませんが、Meta Quest 2が両目で3664×1920なので、それ以上であることが確定しています。

チップセット

メタクエスト3は、Qualcomm Technologies社と共同で開発した次世代Snapdragonチップセットを初めて搭載しています。このチップセットは、Meta Quest 2のGPUに比べて2倍以上のグラフィック性能を実現しています。

デザイン

メタクエスト3は、ヘッドセット部分が40%スリムな光学設計になっており、より快適に装着できます。Meta Quest 2は、前面に重量が傾いていたため、長時間快適に使うには別売りのElite ストラップが推奨されていました。

コントローラー

メタクエスト3は、より簡素化された形状のTouch Plusコントローラーを採用しています。外側のトラッキングリングがなくなり、省スペース化されています。また、TruTouchハプティクスという技術で、リアルな感覚を味わえます。Meta Quest 2は、トラッキングリングがあるTouchコントローラーを使っています。

MR機能

メタクエスト3は、カラーパススルーという機能を搭載しており、現実の景色をフルカラーで見られるだけでなく、現実とバーチャルが合成したようなコンテンツを楽しめます。Meta Quest 2は、パススルー機能がありますが、白黒でしか見られません。

どんなソフトで遊べるの

FPS（ファーストパーソンシューティング）

自分の目線で銃や弓などの武器を使って敵と戦うゲームです。VRなら、実際に武器を構えたり、身体を動かしたりして臨場感を味わえます。代表的なタイトルには、「 ハーフライフ: アリックス 」、「 ポピュレーション: ワン 」、「 パヴロフ VR 」などがあります。

レースゲーム

VRなら、実際に運転席に座っているような感覚を得られます。代表的なタイトルには、「 ダートラリー2.0 」、「 グランツーリスモ スポーツ 」、「 プロジェクトカーズ2 」などがあります。

アドベンチャー

物語や世界観に没入しながら、探索や謎解きをするゲームです。VRなら、自分が主人公になって冒険を楽しめます。代表的なタイトルには、「 ローンエコー 」、「 ウォーキングデッド: セインツ&シナーズ 」、「 スカイリム VR 」などがあります。

パズル

論理的思考や直感力を駆使して、様々な問題を解くゲームです。VRなら、立体的に見えるパズルに挑戦できます。代表的なタイトルには、「 スーパーホット VR 」、「 キューブリズム 」、「 ザ・ルーム VR: ア・ダーク・マター 」などがあります。