「ん、誰が誰の?」
「なんでそうなったの?」
「あーなるほど(わかってない)」
このような理解力の乏しい友達との会話に疲れていませんか。
彼ら彼女らの脳の中は一体どうなっているのでしょうか?
理解力がない理由の1つとして、他人にあまり興味がないが挙げられます。
単純にIQが低いのではなく、人や人の話す内容に興味がないから適当に聞いてしまう。
その結果、話が頭に入ってこないので何度も聞き返したり的外れな質問をしてしまうのです。
例えばAさんの話をしているとき、いちいち冒頭にAさんという名詞をつけなくても大体の人はわかります。
むしろ毎回AさんAさんと連呼すると幼稚な話方に聞こえるので、省いた方がよいケースもあるでしょう。
それなのに理解力のない友達は「ん?誰の話してるの?」などと聞いてきます。
その度あなたは「Aさんに決まってるでしょ!いまAさんの話しかしてないんだから」と説明するはめに。
これは理解力がないのではなく、ただ日本語をちゃんと使わせたいだけ。
性格が細かく人のミス(実際はミスではない)に厳しいのです。
理解力の高い人は、常に人の立場になって物事を考えることができます。
反面、理解力が低い人は自分の中にある物差しでしか話の内容を捉えることができません。
自分の当たり前から外れた話をされたら「え?なんで?」と聞くのです。
自己中心的な人とも言い換えることができます。
人に注目されたいけど、特技もないし難しい。
だから理解力のないフリをして構ってもらうのです。
とぼけた質問をすると、かならず周りの人が助けてくれるから、その環境が心地よい。
いまさら普通の理解力ある人間になったら、誰も構ってくれなくなるのではないかと不安なのです。
理解力のない友達は、ただ頭が弱いのではなく、今回紹介したような性格上の問題もあります。
共通するのは、相手の気持ちを想像する力が乏しい点。
人に興味を持ち、相手の立場になって行動できれば、理解力が足りないなんてことは起きにくくなるはずです。