超高齢化社会で貧困層は過酷な介護地獄が待っている?




記者・榊原
榊原

待ったなしで高齢化が進む日本。

超高齢化社会は目の前!というか既に来ています。。

今でさえ、老人ホームが続々と建てられているのに、今後10年20年後はさらに介護施設が誕生します。

そこで問題となるのが、貧困層の介護です。

貧困層は義親の兄弟まで介護しなければならない時代?

よく考えてみてほしい。

超高齢化が進み、国民の役4割が要介護者(65歳以上)になった日本を。

あなたの親はもちろん、結婚相手の両親も介護を必要とします。

そしてさらに、結婚相手の親の兄弟までも介護を必要とするかもしれません!

義親の兄弟が子供もおらず、自力で介護施設に入る資金力もなければ、あなたが遠い遠い親戚の世話をする可能性があります。

 

ありえねーーーーーーーーーー!!

 

すみません、取り乱してしまいました。

私はそんな未来絶対に嫌です!

経済力に余力があれば、介護できないこともないけど、正直いって結婚相手の遠い親戚の支援まではしたくない。

要介護者がお金を持ってなく、どうしようもない場合は、やはり見過ごすことはできないでしょう。

現在の法律では、親戚の力を借りることが可能ならば、生活保護は受けられません。

結果的に、若い世代が数世帯分の介護をしなければならないのです。

実際に義父の兄弟の介護を任され、困惑している方もいます。

こちらの記事をご覧ください。

 

幼児2人を抱えたワーキングマザーです。

義父の弟の奥さんがこのたび亡くなりました。義父弟には徒歩10分圏内に息子夫婦、娘夫婦が住んでいます。

私達夫婦と息子2人、義父(義母は他界)は義父弟の家から徒歩5分です。

義父から、「我が家のご飯を作る時に義父弟の分も作り、毎日届けてあげてほしい」と言われました。洗濯なども、定期的に通えと。

はらわたが煮えくりました。なぜ、近くに二人実の子が住んでいるのに私がやらなければいけない?と。

これを引き受ける=介護も引き受けることとなると思い、断ったところ、優しさが足りないと言われました。

義父弟は、義父弟妻が全てやってきたので何も出来ないそうです。

でも、私は、実子がやるべきだと思います。

私は何も関係ないと思いますが、どう思いますか。

夫は、我関せず。ちなみに、育児も家事も全て私です。フルタイム勤務です。

正直かなりむかついてます。

引用:発言小町

 

 

大々的に報道されていませんが、今後このような悩みを抱える若い世代が増えていくでしょう。

 

政府がとるべき対策

貧困層は、親や義親を介護施設に入れることができないため、自力で働く必要があります。

時間をとられてしまい、自分のために働く時間がなく、ますます貧困化が進んでしまうでしょう。

そうならないためには、やはり国が老後の生活支援を支える必要性があります。

具体的な例としては、

  • ベーシックインカムの導入
  • 要介の完全無料化

などが挙げられます。

AI技術の向上と普及に伴い、人々の仕事はますます減っていき企業の利益は上昇していくので、まずは富裕層の税金を上げることから始めます。

消費税も15%から20%に設定して、財源をしっかり確保したのち、貧困層がこれ以上生活レベルを落とさないように国が支援をするのです。

ベーシックインカムは、月5万円~7万円ほどの少額からスタートして、人々の生活がどう変化するか視察しながら導入していきます。

そのかわりとして、生活保護や年金制度は廃止です。

ベーシックインカムで、現在よりもさらに人々が平等に最低限の暮らしを保証する、素晴らしいシステムになるでしょう。

 

まとめ

このままでは、今後増えつづける高齢者を支えられる仕組みが崩壊しそうです。

そこで必要な対策は、貧困層を救うことからです。

増税をして、リソースを十分に確保して国民に分配することで、明るい未来を築くことができるのではないでしょうか。



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