夫
「あ~疲れたぁ」
妻
「お疲れ様!」
よくある会話ですが、このあとに「君もお疲れね♡」と言ってくれる旦那は数少ないもの…
なぜ男は労のねぎらいをしてくれないのか?
不満に思う女性も少なくないでしょう。
夫の思っていることは一概にはまとめられません。
この記事では、よくある男性心理の型にそって、5つの典型を紹介したいと思います。
妻だって働いていたり家事や育児を頑張っているのに、労のねぎらいをしない男性は、「給料が高い人の方が疲れているはず」と思っている傾向があります。
また、お金を稼いで家に入れている一家の大黒柱にあたる自分は、やはり心のどこかで優遇されるべきと思っているのです。
そんな頑張って疲れている夫に対して、妻は食事と風呂を用意して、帰宅した夫を迎え入れる。
これが当然だと信じているのでしょう。
昔ながらの考えが深く根付いているので、このタイプの男性は実家のお父さんも同じような考え(俺が養ってやっている意識)を持っている可能性が高いでしょう。
稼いでいる額がどうとかではなく、単純に女性が行う仕事を軽蔑している可能性があります。
「どうせ女性社員のタスクなんて、俺の仕事に比べれば責任も軽いし、簡単だろ?」
などと思っている男性は意外と少なくありません。
奥さんがパートタイムで働いている場合は、さらに軽蔑する気持ちが強くなりがちです。
余談ですが、①や②のように「自分の方が疲れている」というアピールが強い人ほど、そこまで忙しくなかったりします。
誰かにお疲れと言われ慣れている男性の場合、感謝を伝え合うことの重要さに気づいていないケースもあります。
決して奥さんに対して感謝の気持ちがないわけではありません。
ただ言葉足らずなだけ。
感謝の意を伝える事だけではなく、謝るシーンや嬉しさを共有するシーンでも一言足りない傾向にあります。
旦那さんの一言が足りなくてケンカになる場面はありませんか?
気持ちを伝えることの意味をよく理解していない旦那さんは、意外と少なくありません。
お疲れ様などの労のねぎらいをはじめ、お礼なども恥ずかしく言えない成人男性のケースもあります。
いい歳した大人なんだから、しっかりしてちょうだい!
と思うかもしれませんが、プライドが高すぎる男性は大人になっても、身近な人にお礼が言えないままなんです。
とくに奧さんという超身近な存在には、「言わなくても分かるかな?」といった根拠のない自信があるので、大切な一言を言わないのです。
大抵の場合は、妻が旦那に「私にもお疲れって言ってよ」と正直な気持ちを伝えたとしたら、普通に言ってくれるようになります。
勇気をもって自分の意見を言ったのにも関わらず、一方的に妻が旦那へ「お疲れ様」を言う関係が続く場合は、男性は立場関係を気にしています。
旦那が妻に「ご苦労さん」と言ってしまうと、自分の立場が下がってしまうと懸念しているのです。
もしかすると旦那さんは「男は家で一番偉くなくてはいけない。」といった思想を抱いているのかもしれません。
そうなると、何をどう話し合っても、なかなか変わってくれる期待は見込めないでしょう。
「お疲れ様」「ありがとう」が言えない旦那さんは日本にたくさんいます。
たった一言ですが、重みのある言葉ですので、積極的に人に伝えていきたいですね。
それが言えないというのは悲しいこと…子供でも言えます!
大変かもしれませんが、あなたの力で旦那さんを救ってあげてください。